【藤枝市】助宗地区に古民家をリノベーションした宿泊施設とログハウスサウナが誕生!
藤枝市助宗にサウナ付き農林漁家民宿「つむぎ宿 藤」が2025年1月15日にオープンしました。
ここは空き家だった築100年の古民家を改装し、現代風にリノベーションした宿泊施設です。
風通しが良く、土間は風が通り、夏でも快適に過ごすことができます。
敷地内の一角にあるログハウスのサウナは、「藤枝を自慢したくなる、サウナを創りたい。」という思いから始まっています。
サウナ好きのメンバーの提案により藤枝の地域資源である「竹・茶・みかん」を活かしたサウナは、入口が茶室をイメージした小さな扉でできており、お茶の産地である「藤枝」を感じます。
サウナの中には火力の高い日本製の薪ストーブを設置。紅茶や緑茶、ほうじ茶を使用したロウリュも楽しめます。伺った日はほうじ茶が使用されており、サウナストーンにかけるとジュワジュワと音を立てながらお茶の甘い香りがサウナ内に広がりました。サウナの温度は比較的入りやすい70〜90℃に設定。一緒に行ったむらサポのスタッフも、「普段サウナがあまり得意ではないので、無理だったらすぐに出るつもりでいたけれど、この温度なら大丈夫」と言いながらサウナを楽しんでいました。
サウナを満喫したらサウナ小屋の眼の前にある水風呂へ。
水は井戸水を利用しています。この日は、寒い冬の1日だったので、水風呂の水もキンキンに冷えていました。サウナ好きにはたまらない水温ではないでしょうか。
木陰に設置されたリクライニングチェアを使って外気浴も楽しめます。風にそよぐ木々を見ていると、時間の流れをうっかり忘れてそうなほど。のどかでゆったりとした癒やしの時を過ごせます。
サウナの薪は山の環境整備のために瀬戸谷界隈の山にあるスギやヒノキなどの間伐材引き取って使用したり、放置竹林の竹を使うなど地域資源を有効活用しています。施設を管理する保志さんは「地域の環境をより良くしたいという思いがあるんです」と言います。
こちらの施設は2022年のクラウドファンディングから始まり、3年近い月日を経て、ついにオープンとなりました。藤枝の魅力を発信したいという思いもあり、「この施設を拠点として、藤枝の中山間地を周遊してもらえるように考えています」と保志さん。
宿泊者は薪割りなどの農業体験もできます。自然たっぷりの藤枝市助宗エリアを宿泊しながら楽しんではいかがですか。
宿は英語での対応が可能です。
予約は現在インスタグラムのDMからのみとなっていますので、下記からご確認ください。
https://www.instagram.com/tsumugiyado_fuji/