【藤枝市市之瀬】「おかえりな祭市之瀬へ」に参加してきました
藤枝市瀬戸ノ谷にある石谷山(別名・びく石山)の麓にある市之瀬エリアで、11月24日(日)に「おかえりな祭市之瀬へ」が行われました。
これは手作りのマップを片手に地域内外のみなさんが市之瀬をめぐるウォークラリー形式のイベントです。
現在、市之瀬にはスペイン人アーティストのハビエル・マリモン・ベラスケスさんが茶工場をリノベーションした空間を使ってアーティスト・イン・レジデンス(滞在制作活動)を行っていたり、和紙の空間作品アーティスト楡木令子さんは市之瀬交流ヴィレッジ〝おかえり〟の教室をアトリエにして滞在制作を行っています。
今回はハビさんと楡木さんの2名のアーティストをイベントのメインとし、楡木さんの作品「風の音」や、ハビさんの作品や瀬戸谷小学校でワークショップを行った際に作った「瀬戸谷モンスター」が展示されていました。
他にも市之瀬音楽祭と題されたピアノ発表会とライブや、自宅の庭先や縁側を使ったカフェで市之瀬抹茶の呈茶や農産物の販売、不要品バザーなど10ヶ所で出店があり、地域のみなさんとの交流を楽しみました。
私は子どもと昼過ぎごろに市之瀬に到着し、盆栽展を見たり、石磨き体験をしたり、ハビさんのアトリエを覗いたり、楡木さんの作品の制作過程や倉庫での展示を見たりと、気づけばイベント終了時刻までたっぷり満喫でした。
みなさんとても温かく、地域の良さも感じることができました。
「おかえりな祭市之瀬へ」を手掛ける市之瀬盛り上げ隊の森脇陽亮さんは、「2018年の3月に開催して以降、コロナの時期を除いて毎年2回ずつ開催しています。少子高齢化が進む地域ですが、藤枝市役所の方に、市之瀬にはいいところがあると改めて言われたところがイベントを始めたきっかけです。このイベントを通して最終的には市之瀬への移住者が増えたらいいですが、まずは地域を知り、市之瀬が楽しい場所だということを感じてもらいたいと思っています」とおっしゃってました。
現在では、進学や結婚などそれぞれの理由で市之瀬を離れた人などが、イベントに参加するために帰ってくることもあるといいます。
見どころも多いエリアなので、一度足を運んでみてはいかがでしょう。
私自身も、普段市之瀬エリアは、大久保キャンプ場方面に行く際に通り過ぎる場所でしたが、こんなに見どころがたくさんあるとは初めて知ることができました。
イベント開催時なら地域の人達とコミニュケーションも楽しめますし、地域の特産品の販売もあります。
次回のイベントの開催はまだ発表されていませんが、気になった方は興味のある方はこちらでチェックしてみると良いですよ。
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