【菊川市】第17回「田んぼアート菊川2024」の観賞が始まりました!

6月15日(土)から菊川市下内田の邑「こがね色の里」で「田んぼアート菊川2024」の「観賞会」が始まり、16日(日)に現地に行ってきました!
今年の菊川の田んぼアートは17回目。展望台に上がると巨大な「紫式部」のアートが一望できます。天気が良ければ、やぐらから富士山も見えます。

水田をキャンパスに見立て、色の異なる古代米(8種類)を使って巨大な絵を作り出す田んぼアートで、県内外から多くのお客様が観賞に訪れます。
今年は菊川市制20周年で、記念事業も兼ねて開催となりました。

<やぐら鑑賞会の開催情報>

○期 間:令和6年6月15日(土曜日)~8月12日(月曜日)まで
     土曜日、日曜日、祝日のみ
○時 間:午前9時~午後4時
○入場料:200円、小学生100円

 

やぐらからの観賞以外に、川の生きもの観賞水槽、地元農産物の販売、手作り品(草履、竹のスプーンなど)の販売などがあり、「邑」を支える人と来訪者とのコミュニケーションの場になっております。

初日の観賞会は65名の参加でしたが、16日(日)は新聞で紹介されたこともあり、朝から多くの人が観賞に訪れていました。

これから稲が大きくなるとアートがはっきりとしてくるので、7月の大鑑賞会が楽しみです。

主催者の田んぼアート菊川実行委員会は全員で30人、うち活動に携わる人は13~15人と年々高齢化が進んでいるそうです。

代表を務める池田 正さんは「私はもう80歳を過ぎているが、最近は娘さんや地域の若い衆や新しい人たちが活動に参加してくれるようになった。これからは次の代の人たちが前面に出て自分たちは後ろで支えるようにしていきたい!」と喜んでいました。


これまで、SNSなどでの情報発信が課題でしたが、アルゼンチン出身の「Tokuji Maeda」さんが活動に関わるようになり、母国のお母さんに見せたいからということで、Facebookで発信しており、田んぼアートなども発信しているそうです。

今年は稲は発芽が悪く、田植えが危ぶまれましたが、全国田んぼアートサミットでつながりのある地域へお願いして、愛知県安城市などから種モミが提供されて、ギリギリ何とか間に合ったそうです。

ところで、アートの左下の図柄は何か?と聞いたところ、まだ秘密で答えは大鑑賞会の頃お知らせする予定だそうです!

観賞会は始まりましたが、今後の田んぼアートのイベントは以下のとおりです。
○大観賞会      7月7日(日)9時~16時
○ライトアップ鑑賞  7月20日(土)・21日(日)19時~21時
○収穫祭       9月8日(日)10時~

お待ちしています!


一昨年の田んぼアート菊川15周年記念誌をいただき、今後とも応援してくださいとのことでした。

また、会場の隣のハウスでは、これまでの「こがね色の里」の取組、田んぼアートの活動などがパネルで展示されていました。

長年の取組が理解できました。