【菊川市】田んぼアート菊川「虎」の収穫祭に行ってきました!

9月11日(日)に「田んぼアート菊川」による収穫祭が行われました。
菊川の田んぼアートは今年で15周年を迎えました。

新型コロナウイルスの感染拡大により、3年ぶり一般の参加者を募って収穫祭を行いました。

今年は寅年にちなんで、7種類の稲を植えて、「虎」をテーマにしたアート作品を作りました。
6月11日(土)から8月15日(月)毎週末に鑑賞台を解放して、今年は延べ約5,500人が来場してくれました。

収穫祭に先立ちまして、8月20日(土)には、実行委員会の皆さんが、汗をかいて絵の周りの刈り取りを行いました。この刈り取った稲は餅米で、収穫祭の時に行う「餅つき」で使うものでありました。8月後半から9月にかけて天候不順が続いており、お米を乾燥させるのがギリギリになってしまったとのことでした。

収穫祭は、袋井市の「とれたて食楽部」のみなさんが親子で約60名の参加、地元の住民や小学生、関係機関、実行委員会メンバーを含めると合計150人ほどが稲の刈り取り作業で汗を流しました。

品種別に分けて鎌で刈り取った稲を干して、一週間ほど干して脱穀するとのことでした。


主催者の田んぼアート菊川実行委員会代表の池田さんは、「最近の子どもたちは、鎌の使い方すら知らないので、安全な道具の使い方から教えることもやっているんだ」とのことでした。

子どもたちが多いことから、会場ではこの田んぼで育てたお米を使った「ポン菓子」や餅つきを行い、実行委員会の皆さんが参加者に昼飯として、ご飯や豚汁、蒸かしたサツマイモなどを振舞いました。
収穫したお米は、後日参加された方に提供したり、イベントなどで販売して活動費に充てていくとのことでした。

これまで行政や企業、いろいろな方々に協力してもらって継続しています。現在、15周年を記念してこれまでの取組をまとめた「記念誌」の制作をしており、今後とも応援してくださいとのことでした。

【主催】田んぼアート菊川実行委員会