【磐田市】農山村デザイン演習報告会に参加しました!

静岡県立農林環境専門職大学は、農林業の発展に貢献する農林業者を育成する大学です。
短期大学部生産環境経営学部2年生が吉村先生の指導により、「美しく品格のある邑」の地域を題材に、1年間地域の活動に参加し、研修・体験・調査を通じて住民の方々と触れ合いながら実践演習を行ってきた成果を報告するものです。

今年度は、美しく品格のある邑の①森町「天方」、②掛川市「報徳・温泉・農業の里倉真」、④磐田市「岩田」、④浜松市浜名区「竜ヶ石山~西四村の里」の4地区に学生が実践研究しました。

<報告内容>
・地域の概要、現状と課題
・地域での活動(フィールドワーク)
・受入先の現状と課題の整理、提案
・評価点などの分析

学生たちの報告発表を受けて、受入先となった4地区(邑)の代表者からのコメントをいただきました。
<受入先からのコメント>
・孫が増えたような感じがしている。
・若い人の考え方や違った目線で見てもらえ新しい発見があった。
・縁があって交流できた若い人たちに地域の活動に携わってもらいたい。
・受入先となった邑も、他の地域の取組を知る機会もできた。
・地域活性化には「若者」、「よそ者」、「バカ者」が必要であり、今後は学生さんたちが農業に関わる仕事をしながら、地域活性化の担い手となってもらえるよう期待を込めたエールが送られた。

担当教官の吉村先生から、タイトなスケジュールでしたが、いい報告ができたと感想を述べ、このような形で地域から地域へのヨコ展開ができればと考えているそうです。
演習の受入を引き受けてもらった地域(邑)の関係者の協力に感謝するとともに、学生たちが学んだことが将来活かせると信じていると述べました。

報告会が終了した後、学生さんたちはお世話になった地域の人たちに感謝と交流を行いました。

この演習がきっかけとなって、若い人が地域に関心を持ち、活性化のための活動に引き続き参加してくれるといいですね!