【松崎町】石部の棚田 田植え体験 (美しく品格のある邑)

こんにちは、しずおか農山村サポーターむらサポです。

5月19日に松崎町の石部の棚田で田植えが行われました。

その田植えに参加したTさんから活動報告をいただきましたので、御紹介します!

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【活動報告】
5月19日(日)石部の田植えに家族3人(主人、子ども(男児2歳3ヶ月)、私)で参加してきました。

今回の一番の目的は子どもを泥に触れさせる機会を作りたいということからでした。
土や泥に触れたりする機会を幼児期に持つことで免疫力が高まると聞き、土や泥に
触れない子になってほしくないという思いからです。

今回はあるオーナーさんのご厚意で田の一部で田植えを体験させていただきました。
お天気にも恵まれ、1時間弱の田植えを体験しました。

最初にまず思ったこと、棚田の段差が想像以上に高い!そして畔が細く子どもを(大人も)
歩かせるのに細心の注意が必要。
下段のほかのオーナーさんの棚田に落ちてしまっては、危険なだけでなくせっかくきれいに
植えた田を台無しにしてしまいます。

オーナーさん方の指導の下、慣れない田植えに悪戦苦闘しながら植えた私と主人。
子どもはまだ植えていない泥の中にお尻をつけてどっぷりと座り込み、
泥を掴み取っては放るの作業に集中し切っていました。

田んぼにはたくさんのおたまじゃくし、水生昆虫と、短時間ということもあってか
今回わが子はあまり興味を示しませんでしたが、子どもにとっては
飽きることのない泥と生き物に囲まれている場所だと思いました。

あっという間の時間。

身体に辛い作業でも気分はとても清々しく、泥と棚田の美しい景色に癒されました。

子どもはもの足りなかったかもしれませんが、泥の感触を楽しみ集中しきった姿を
見ることができ、石部まで来た甲斐があったと思えました。

終了後、心していたとはいえ泥だらけの子どもの泥落としと着替えにまたもや
悪戦苦闘する私と主人。
泥落としの洗い場も更衣室もあり不自由のない場所でした。
でも子どもが頭まで泥を被るという大惨事だけは避けられて良かったです。

そして車を止めた展望台に松崎町の職員さんが車で送ってくれるという
とても嬉しい参加者への心遣い。松崎町の方々の棚田への想いの強さを感じました。

終始もたもたしてしまった子連れの田植えでしたが、短い時間の中にも私たちが
体験してみたかったものがしっかりと詰まっていました。

私たち夫婦は地下足袋で、子どもは靴下で、泥に直接入って正解でした。
地下足袋も買ったことですし、石部の棚田以外にも田植え体験を開催していたので
(石部と日程が被っていたため今回は不参加)来年も子どもを連れて日程の
合うところで参加したいと思います。

石部も稲刈りまで(出来れば草取りも)オーナーさんにお願いし参加したいと思っています。

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