【富士宮市半野】天子ヶ岳の里まつりが行われました!

皆さん、こんにちは!しずおか農山村サポーターむらサポです。

10年前より〝天子ヶ岳の郷保存の会〟の皆さんの手によって、彼岸花の植栽や耕作放棄地の利活用が進められている富士宮市半野地区。「これまで関わってきた地域の方への感謝と成果のお披露目をしたい」という想いから、今回、第1回目となる「天子ヶ岳の里まつり(11/17)」が開催されました!

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「全部、地元の野菜。味噌もこんにゃくも全部、天子の恵み」

そう、嬉しそうに話すのは天子ヶ岳の郷保存の会 代表の遠藤さん(写真真ん中)

お祭りでは、地元おかあちゃん特製の田舎料理のほか、イノシシ汁や石焼イモがふるまわれ、〝地元愛〟あふれる和やかな雰囲気で訪れた人も楽しんでいました。ちなみに、焼き芋に使われているサツマイモは、日本大学と連携して、耕作放棄地を利用して栽培されたものだとか!

座っていると「釜戸のご飯が炊けたから食べてってー」とお母ちゃん。
「お土産にも持ってってー」と、カバンの中におにぎりを〝4つも〟くれました(笑)

また、会場ではこの秋行われた「彼岸花写真コンクール」の表彰式も行われました。初の試みにも関わらず、130点の応募があり、期間中は“まかいの牧場”で写真が展示されていました。お祭り当日は、130点すべてが区民館の中にずらり!彼岸花を中心に、ステキな写真が並んでいました♪ちなみに、参加者全員に地元の新米「天子のヒカリ3kg」が贈られました!来年はさらに応募者が殺到しそう…(笑)

写真コンクールの展示に協力して下さった〝まかいの牧場〟のブースもありました。どんなご縁で展示会場として提供されたのですかと聞くと、「少子高齢化を防ぎたい。こういった催しが、地域を応援するきっかけになれば嬉しい」とお話し下さいました。

たくさんの方の想いや応援があって開催され今回のお祭り。
来年はさらに大きな規模となって、にぎやかになっていそうですね。
(個人的には、今年ぐらいの規模でずーっと続いて欲しいですが!)

天子ヶ岳の里では、四季を通じて、彼岸花の植栽や耕作放棄地の活用など、地域の景観保全や里山体験活動を行っています。関心のある方は、ぜひ一度足を運んでみては?