むらづくり研修会@中部 『「地域コミュニティにおける世代を超えたコミュニケーションの場づくり」 〜農業・子ども食堂・を通じた交流の場所〜』開催しました

むらづくり研修会@中部は、体験型子ども食堂「あい愛カフェ」の会長・池谷愛子さんを迎え、『「地域コミュニティにおける世代を超えたコミュニケーションの場づくり」 〜農業・子ども食堂・を通じた交流の場所〜』をテーマにお話をしていただきました。

 

体験型子ども食堂「あい愛カフェ」は、島田市東町の公会堂「ひなた」を拠点とする、あい愛サロンの会が運営しています。

 以前は保育園で働いていたという愛子さんは、当時から核家族化や実家が遠いなどの理由から、困ったときに相談できる人が近くにいないという親御さんの悩みを感じていたといいます。

そこで、2012年の退職を機に、親子の支えになれないかと愛あいサロンの会を立ち上げました。

  

愛あいサロンでは、お母さん同士の情報交換の場作りや、子ども食堂、ミニ生け花や茶道、手芸・農業などの体験、障害があるお子さんの親御さんが愛の目の会を立ち上げ、コラボで活動などを行っています。

他にも、子どもたちに安心安全な食べ物をという思いから、休耕地を借りて自然農法で野菜などを栽培し、収穫体験を行っています。畑の管理は、地域の方が毎日手入れをしてくれているそう。

島田市東町の世帯数は2300ほど。愛あいサロンの利用者は、子どもが80人ほど、親御さんを入れるとだいたい150人ほどだそう。

スタッフはすべてボランティアで、熱意のある人から連絡がいただけているといいます。

活動資金の個人寄付は受け付けておらず、地区社協(地区社会福祉協議会)と自治会の会費などから補助をいただきながら活動を続けています。
↓東町の自治会長である松浦さんも急遽お話をされました。

「参加してくれるみなさんの声が原動力になっています」と愛子さん。
愛子さんの活動は、地域の世代間交流にも一役買っています。
東町地域の、悩みを持つ親御さんに寄り添いながら、今後も子育てがしやすい地域づくりをしていただきたいです。