こんにちは!しずおか農山村サポーターむらサポです。

美しく品格のある邑に登録されている「間(あい)の宿 菊川」で8月12日に行われた、〝第4回茶の実オイル・あかりアート in 菊川の里〟を紹介します。

「間の宿 菊川」は島田市南西部に位置する茶園が広がる地域。東海道の金谷宿と日坂宿の間にあり、急所や難所が続く場所。東海道五十三次を歩く旅人が、大井川の増水で足止めになった時など休憩所として「間の宿 菊川」が置かれました。

 

↑会場は菊川の里会館。国道一号バイパスの「島田市菊川I.C」から数百メートルの場所。

お茶づくりが盛んな地域ですが、手入れの行き届かない茶畑が増え、茶の実があちこちで実るようになっていました。そこで、茶の実を利用したイベントを行おうと立ち上がったのが、地元の有志団体「東海道間の宿菊川ごりやくの会」のみなさん。この地で彫刻家として活躍する土屋誠一さんもメンバーの1人です。

このイベントで使用する茶の実オイルは、1L作りたい場合18kgの茶の実が必要になります。また、茶の実500gにつきオイルは50gしか採れないそう。「このイベントで使う1.5Lのオイルを採油するために、茶の実拾いにひと月、圧搾器による搾油にひと月かかります」と言うのは、絵柄をデザインした竹灯籠の制作を手がける北川明さん。圧搾器は北川さんが茶の実オイルの可能性に目をつけ、自前で購入したのだとか。
他にも竹の切り出しなど11月ぐらいから準備は始まっています。イベント当日は雨が降ったり止んだりのあいにくのお天気だったため、「雨が降りそうですが、もってほしい。イベントをなんとか開催したいです」と、時間をかけて作り上げたこの日のイベントの開催を切に望んでいました。

 

↑オイルは竹灯篭ひとつに月10〜20ccが使われます。

今回は貴重な茶の実オイルを使った竹灯篭と、近くにある神谷城保育園の園児たちが絵を書いた灯籠が並べられました。夜になると、あたたかな明かりが周囲を灯し、とても幻想的な雰囲気でした。

↑保育園児たちが制作した灯籠。園児たちの参加は今年が初となるそうです

 

↑北川さんが手がけた竹アート

↑茶の実オイルが柔らかな光を放ちます

↑旧東海道沿い150m近くに渡って置かれた灯籠が置かれています

他にもかき氷や金魚すくい、地域の方によるライブが行われ、近隣のみなさんが集まり写真を撮ったり、楽しそうに過ごしていました。

 

↑縁日も出ていました

竹灯籠は、SNS映えもバッチリでしたよ。

「東海道 間の宿 菊川 ごりやくの会」では、茶の実を使ったハンドクリーム作りを主催するなど、精力的にお茶の魅力や可能性を提案しています。

地域外からも多くの人が足を運んでくれるよう、住民が思いを持って活性化に取り組んでいます。