【富士宮市】猪之頭の食材を活かした「フレンチ実演会」が開催されました

こんにちは、しずおか農山村サポーターむらサポです。

ふじのくに美しく品格のある邑「五感で癒される湧水の里いのかしら」は、湧水が豊富な地域で、鱒やわさび、他、林産物や農産物、ジビエ、エディブルフラワーなどの地場食材に恵まれています。

このたび、これら猪之頭地区の食材の活用を考えるための「フレンチ実演会」が開かれましたのでご報告します!

2019年8月7日(水)13:30から、井之頭区民館にて行われたこの実演会、定員30名と設定され、関係者含め44名が集まりました。

講師は、「フローラ・ディ・マーレ」の総料理長、富士宮市出身の植松さんです。
「フローラ・ディ・マーレ」は、一休.comレストランアワード2017口コミランキング1位となった東京都内の人気店です。
平成30年6月から「フローラ・ディ・マーレ」と連携し、首都圏において本地域の食材を活かした料理の提供を行っており、本取組は、平成30年11月に一社一村しずおか運動にも認定されています。

まずは猪之頭振興協議会から、協議会の説明と、今日の趣旨について説明がありました。
猪之頭の食材の新しい使い方、提供の仕方、また、新しい特産品ができないかと考え、今回の会を設定したとのこと。
今日は猪之頭の野菜を中心に、ニジマスや自生しているクレソン、朝霧高原放牧豚の豚肉、まかいの牧場の牛乳を使っての料理です。

今回のメニューは4品。
 ・猪之頭で育った鱒のタルタル ウフポッシュと生ハムをアクセントにして
 ・自家栽培のクレソンを入れたジャガイモのニョッキ
 ・豚ロースのソテー 季節の地野菜のオーブン焼き添え 山葵風味のたたきオクラをソースにして
 ・ノンホモ牛乳のジュレ 軽くシロップ漬けにしたフルーツと共に

植松さんを、地域の方がサポートしながら料理が進められました。とても手際よく料理をしながら、家庭にある調味料を使った味付けなどを説明してくれました。
参加者のみなさんは興味津々に作業の様子を覗き込み、事前に用意されていた、ソースなど調理法なども熱心に質問していました。

 

完成した料理をみんなで試食してから次の料理、という流れで、完成したとても美しい料理を眺めてから、みんなで分け合っていただきました。

個人的には、「フレンチ」というと食べ慣れないので、どんな味になるのだろうとドキドキしていましたが、どれもとてもおいしい!!
小学生からご高齢の方までいらっしゃいましたが、みなさん「おいしいね!」と言いながら試食しており、幅広い年齢の方に食べやすかったのではないかと思います。
そのまま食べてもおいしいものばかりだと思いますが、今回の料理はさすがに奥の深い味、見た目も華やかで、こんなに変身して、おいしくなるんだと感動しました。

あんなに手際よく美味しい料理を作ることはなかなか真似できませんが、自分たちの食卓でも、地元の食材をより活用できるといいですね。