【裾野市】通水350周年「深良用水」の邑にて「深良地区コミュニティまつり」開催されました!

こんにちは、しずおか農山村サポーターむらサポです。

ふじのくに美しく品格のある邑「深良地区」にて、深良コミュニティまつりが実施されましたので報告します。

深良地区には、世界かんがい施設遺産にも登録された用水路「深良用水」があります。

深良用水は、4月に、なんと通水350周年を迎えます!

そこで今回は特に、4月の記念イベントに備え、深良用水弁当コンテストや、壁画図案コンテストなどが行われましたので、深良用水350感謝祭実行委員会委員長はじめみなさまにもお話を聞かせていただきました。

当日は、よく晴れた気持ちの良い朝。
青空の元、開会式のはじまりです。

市長からも、「地域にはいろいろな力があり、教育力、防災力、防犯力、、、これらの様々な大切な力はだまって育つものではなく、こういった1日で楽しく顔を合わせることは、地域力を育てるのに重要なこと。今日の開催に尽力してくれた方々みなさまに感謝します」というお話がありました。

小学校の吹奏楽の演奏からスタートし、たくさんの人が演奏を楽しんだり、食事を楽しんだりしていました。
そんな明るく温かい雰囲気の中、今回は深良用水通水350周年を記念して2つの企画の表彰式が行われました。

まず一つ目、小中学生の壁画図案コンクールです。
これは、深良小学校東側の壁に、記念の壁画を描こうというものです。小学校の部と中学校の部として図案を募集したところ、小学校64点、中学校24点の応募があったとのこと。
その中から、入賞作品が選ばれました。

委員会での審査は、素晴らしい絵が集まった中、「用水への感謝の思いが伝わる絵」「壁画に適した絵」という点を特に重視したそうです。
入賞者は小学校の部3名と中学校の部4名。その中で特選に選ばれた2人の絵が、壁画になります。

入賞したみなさんからは、「毎朝ごはんを食べています。」「選ばれるなんてびっくりしました。」「深良用水のおかげでお米が食べられるので、感謝の気持ちをこめて描きました。」などのコメントが聞かれました。

表彰式の後は、特選の2人の「筆入れ」が行われました。

この後、2~3ヶ月で完成予定だそうです。完成が楽しみですね!

もう一つは、「深良用水弁当コンテスト」です。 
深良用水への愛が盛り込まれていること、市内の農作物や加工品を使用していること、原価が500円以内であること、などを条件に募集し、14集まったとのこと。

当日の朝、まつり会場の隣にある農協建物の2階にて、市長、県議会議員、婦人会長、区長会長、財産区長、深良用水350感謝祭実行委員会委員長の6名にて最終審査が行われました。深良用水への思いや独創性、味などが吟味されたそうです。
5名の入賞者に表彰と、記念品が贈られました。

優勝作品は、4月の深良用水まつりで披露されるとのことです。当日は、婦人会のみなさんがこの優勝作品を50食くらい作る予定となっているようです。
詳細は今後。楽しみですね!

お祭りは、地域の方が工夫を凝らした催し物。
深良太鼓、深良スポーツ少年団の一輪車、もちまきや、記念切手の販売など、盛りだくさんです。
おいしいものもたくさんで、農産物販売場所を覗く人や、焼き鳥をほおばる人、お菓子すくいを楽しむ子どもたちも見られます。
会場に隣接する小学校の体育館では、地域の保育園、幼稚園、小学校、中学校のみなさんの作品展示もあり、子どもから年配の方まで、みなさん活躍する場や楽しむ場があり、笑顔たくさんの1日でした。

温かく、結束力を感じる深良地区です。

そんなみなさんが準備を進めている「深良用水三五〇感謝祭」は、令和2年4月25日、裾野市民文化センターで実施予定です。
みなさん、お楽しみに!!