【藤枝市】静岡県指定無形民俗文化財『滝沢の田遊び』開催されました
藤枝市の瀬戸川沿いの山間地は、瀬戸ノ谷と書いて「せとや」とよばれています。
近年、移住者にも人気なエリアでせとやコロッケや産業祭などといった地域の活動が活発な里山エリアです。
そのせとやにある滝沢には田遊びという伝統芸能が残っています。
今年も静岡県指定無形民俗文化財「滝沢八坂神社の田遊び」が、2026年2月14日(土)に開催されました。
滝沢八坂神社の田遊びは、江戸時代前期にさかのぼる神事芸能。
田おこし・田植えから収穫までの一年の農作業を模した米が披露されます。
「山(やま)田打(だうち)」「田植」「孕(はらみ)五月女(さおとめ)」「稲刈り」など19演目の舞があり、その年の豊作を祈念します。
特に、田で木製の人形を産み落とす仕草をする「孕五月女」は珍しく、ほかの田遊びではみられない演目なのだとか。
その中でも、子供たちが披露する米もあります。
今年も地元の小学生が、千万歳を披露しました。
保護者の方や地域の方が子供たちの舞を温かく見守る様子はこの地域ならではの雰囲気です。
舞と笛・太鼓・謡は、保存会メンバーが脈々と次世代へつないでいます。
四隅に竹(または榊)を立て、注連縄(しめなわ)で囲んだ舞庭(まいにわ)で行います。
会場では、出店などもあり地域の子供たちが夜に行われるこの行事を楽しみにしている様子が伝わってきました。



