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1月29日から「静岡水わさびの伝統栽培」の『世界農業遺産』登録に向け、国連食糧農業機関(FAO)から調査員が来日し現地調査を行いました。『日本農業遺産』には、2017年3月に登録されていますが、その後10月に『世界農業遺産』への申請を行い、今回FAOより調査員が派遣されることとなりました。葵区の有東木地区や伊豆市中伊豆地区「筏場(いかだば)」を視察。筏場のわさび田は、ふじのくに美しく品格のある邑「日本一の水わさびの邑」でもあり、「静岡県の棚田10選」にも選出されています。

世界農業遺産及び日本農業遺産は、社会や環境に適応しながら継承されてきた独自性のある伝統的な農林水産業と、それに密接に関わって育まれた文化や景観なども含め、将来に受け継がれるべき重要な農林水産業システムを認定する制度です※。県内のワサビは「水ワサビ」と呼ばれ、階段状の沢に石を敷き詰め砂をのせた「畳石式」という伝統的な方法で栽培されています。その、わさびの伝統栽培について調査員が生産者さんから直接学び、「天城わさびの里」も訪れ6次産業化の取り組みの確認もしたそうです。

申請から1年以内にFAO本部で開かれる会議で認定の可否が決まるとのこと。認定されると、県内の世界農業遺産は「静岡の茶草場農法」に続き、2例目となります。伊豆市を始め県内全域で世界農業遺産登録に向けて盛り上がっています。美しい水と生産者さんの静かな愛情で育つわさび。ケニアの調査員の方の目に、きれいな水は鮮烈な印象を与えたことでしょう。みなさんもぜひこれを機に、その栽培方法に目を向けてみてください。

※農林水産省HPより抜粋