【静岡市】駿府本山 お茶壺道中行列・口切りの儀!熟成静岡本山茶に出会おう

2018/10/28(日)

こんにちは、しずおか農山村サポーターむらサポです。

静岡県が生み出す名産品の一つに「お茶」がありますが、熟成された静岡本山茶の存在をご存知ですか?
そもそも、静岡本山茶(ほんやまちゃ)とは、安倍川流域と藁科流域のそれぞれの周辺を含む中山間地域で栽培製造されたお茶の総称を言い、茶産地の中でも最も古い歴史を持っていると言われています。
川霧の山斜面で栽培されるお茶は、葉が柔らかく、口当たりの良いのが特徴で、爽やかな香りと深い滋味に満ち、徳川家の御用茶として献上されたそうです。
江戸時代、徳川家康公の命により春の新茶時期に茶壷にお茶を詰め、夏の間冷涼な井川大日峠の「お茶壺屋敷」で保管・熟成させ、秋に茶壷から取り出し口切りの茶会に供された故事が残っています。

10月28日は、この故事にならって、茶壷を「蔵出しの儀」で蔵から出して籠に乗せ、「お茶壺道中行列」で井川から家康公を奉る国宝・久能山東照宮に届けるられます。そして、到着したお茶壺は、「献茶奉告祭」と「口切りの儀」にて久能山東照宮で封切りされます。
この口切りの儀を経て、いよいよ熟成本山茶が解禁となります。
是非、この厳かな儀式で熟成本山茶に出会いませんか?

※チラシをクリックすると過去の写真がわかるページと詳細ページを開くことができます(静岡市ページ)

開催日時・場所 平成30年10月28日(日)
8時〜8時30分 蔵出しの儀・安全祈願式(井川大日峠「お茶蔵」)
10時〜12時 お茶壺道中行列(静岡市街地 静岡茶市場〜駿府城公園)
14時〜15時 献茶奉告祭・口切りの儀(久能山東照宮 拝殿)
※お茶壺道中行列は、雨天中止です。
主催・協賛 駿府本山お茶まつり委員会(主催)
静岡鉄道株式会社、株式会社静岡茶市場(協賛)
お問合せ先 駿府本山お茶まつり委員会事務局
(静岡市農業協同組合営農課内)
電話 054−288−8440